徹底して山形に密着したフリーペーパー

国際ソロプチミスト山形 会長 井出 葛子 氏

2009年1月9日
井出 葛子(いで・かつこ)1942年(昭和18年)山形市生まれ。山形北高、東北薬科大を経て眼科医の井出醇氏に嫁ぐ。74年から井出眼科医院が併設する井出コンタクトレンズ代表取締役。昨年7月から国際ソロプチミスト山形会長。3女の母。
国際ソロプチミスト山形 会長 井出 葛子 氏

今年が設立35周年
   普及・啓蒙活動に全力
——
 

——ソロプチミストって、ボクの中では上流階級のご婦人方のサロンみたいなイメージです(苦笑)

奉仕で女性の地位向上に

 「ソロプチミストの語源はSoror(ソロ=姉妹)とOptima(オプティマ=最良)の2つのラテン語で、『女性にとって最良のもの』という意味。様々な奉仕活動を通じて女児や女性の地位向上につなげるのが組織の目的です」
 「奉仕活動の具体的な中身ですか? 山形の場合だと山形大、東北芸工大、山形短大の女子学生3人への奨学金贈呈とか、スワンヒル市(注・山形市の姉妹都市のオーストラリアの都市)からの交換留学生支援、ドメスティック・バイオレンス(DV)被害者女性への支援などです」
 
会員、東北・北海道で最多

——(会員名簿を見ながら)でも、やっぱり有名な会社の社長夫人とかお医者さんの奥様とかが多いですね。

 「入会の制限なんてそんなにないのよ。毎月の例会に参加できればそれでOK。ただ実業界で活躍しているとか、専門職に従事しているといった条件はあります。山形の会員数は現在51人で、これは東北6県と北海道の中で最多です」
 「会員は50歳代から80歳代後半までと幅広くて、さっきサロンとおっしゃいましたけど、意外に中心街の人とかは少ないのよ。今年は35周年という節目の年でもあり、普及・啓蒙活動にこれまで以上に取り組んでいきます」

——(再び会員名簿を見ながら)そう言われれば確かに新しい会社の奥様方が多いような。山形における女性の地位って?
 
低い山形の女性の地位

 「低いと思います。就職、結婚、出産と様々なステージで女性がハンディキャップを負っている状況が改善されていない。ソロプチミストに対する理解度も同じ。女性が奉仕活動に参加したいと望んでも、ご主人が理解を示してくれないケースが多いです」

——それ、身にしみて分かります。「やまコミ」でも配ってくれるポスティングスタッフを随時募集しているんですけど、奥さんがヤル気になってるのにご主人が反対するとか。

 「昔ながらの山形の人の考え方って、そうですよね。とにかく奥さんを外に出したがらない(苦笑)」
 
PRに向けHP作成も

——会長の任期って1年なんですね。

 「最初に取り組んだのが組織のPRのためのパンフレット作成。それにDV被害者への支援でしょ。あとはホームページを作りたい。やっぱり活動の幅を広げるにはPRに努めないとね。これが自分に課している3大事業です」