コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)

●皮脂汚れ《酸性》
お風呂では、身体からたくさんの皮脂汚れが湯船に浮かんだり、床や壁などに付着したり。文字通り脂(あぶら)なので、水で流しても落ちない汚れです。
●石鹸カス
①金属石鹸《アルカリ性》
石鹸の油分と水道水のミネラルが混ざったもので、主に水回りにできやすく、洗面器や椅子などにこびりつく白い粉状の汚れです。

石鹸の油分と皮脂汚れが混ざったもので、浴室の床などにできるベタベタした黒っぽい汚れです。

●水アカ《アルカリ性》
水道水に含まれるミネラル(カルシウムやケイ酸など)が、蒸発する際、酸素や二酸化炭素などと結びついて残ったもの。蛇口や鏡などに白いウロコのようにこびりつく汚れが代表的です。
カルシウムによる水アカは比較的簡単に落とせますが、ケイ酸による水アカは厄介で、研磨して削り落とすしかないケースも。
浴室は酸性とアルカリ性の汚れが混在しています。普段は幅広く使える中性洗剤がお勧めですが、溜まった汚れはその性質に適した洗剤――酸性汚れにはアルカリ性洗剤、アルカリ性汚れには酸性洗剤――を使いましょう。
また汚れを溜めないポイントをご紹介します。

★入浴後は水気を拭き取りましょう
水道水は塩素やミネラルを含んでいて、純粋な真水ではありません。入浴後はスクイジーやタオルで水気を拭き取ることを習慣づけましょう。
浴槽や鏡や床、壁はもちろん、小物類も水気を拭き取るのが理想的です。
★お掃除はこまめに、入浴直後がお勧め
浴室内が温かく、濡れた状態の方が汚れがゆるみ、はかどります。
★石鹸は適量をたくさん泡立てて使いましょう
石鹸やシャンプーやボディソープは、適量をよく泡立てて使うことで石鹸カスを抑えられます。
★週1回の重曹風呂を
重曹風呂は身体の血行促進、新陳代謝に良いほか、浴槽の皮脂汚れを中和。入浴後は水でサッと流せばラクにキレイ。
●きらめくお部屋をご提案するキラリスト BIBI(ビビ)
☆日本家事代行協会認定アドバイザー
☆ハウスキーピング協会認定クリンネスト