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コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)

2022年9月9日
 お風呂にはカビだけでなく、様々な汚れが発生します。
コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)

●皮脂汚れ《酸性》
 お風呂では、身体からたくさんの皮脂汚れが湯船に浮かんだり、床や壁などに付着したり。文字通り脂(あぶら)なので、水で流しても落ちない汚れです。

●石鹸カス
①金属石鹸《アルカリ性》
 石鹸の油分と水道水のミネラルが混ざったもので、主に水回りにできやすく、洗面器や椅子などにこびりつく白い粉状の汚れです。

コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)
②酸性石鹸《酸性》
 石鹸の油分と皮脂汚れが混ざったもので、浴室の床などにできるベタベタした黒っぽい汚れです。
コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)

●水アカ《アルカリ性》
 水道水に含まれるミネラル(カルシウムやケイ酸など)が、蒸発する際、酸素や二酸化炭素などと結びついて残ったもの。蛇口や鏡などに白いウロコのようにこびりつく汚れが代表的です。
 カルシウムによる水アカは比較的簡単に落とせますが、ケイ酸による水アカは厄介で、研磨して削り落とすしかないケースも。
 浴室は酸性とアルカリ性の汚れが混在しています。普段は幅広く使える中性洗剤がお勧めですが、溜まった汚れはその性質に適した洗剤――酸性汚れにはアルカリ性洗剤、アルカリ性汚れには酸性洗剤――を使いましょう。
 また汚れを溜めないポイントをご紹介します。

コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《13》お風呂の掃除(下)

★入浴後は水気を拭き取りましょう
 水道水は塩素やミネラルを含んでいて、純粋な真水ではありません。入浴後はスクイジーやタオルで水気を拭き取ることを習慣づけましょう。
 浴槽や鏡や床、壁はもちろん、小物類も水気を拭き取るのが理想的です。

★お掃除はこまめに、入浴直後がお勧め
 浴室内が温かく、濡れた状態の方が汚れがゆるみ、はかどります。

★石鹸は適量をたくさん泡立てて使いましょう
 石鹸やシャンプーやボディソープは、適量をよく泡立てて使うことで石鹸カスを抑えられます。

★週1回の重曹風呂を
 重曹風呂は身体の血行促進、新陳代謝に良いほか、浴槽の皮脂汚れを中和。入浴後は水でサッと流せばラクにキレイ。


●きらめくお部屋をご提案するキラリスト BIBI(ビビ)
 ☆日本家事代行協会認定アドバイザー
 ☆ハウスキーピング協会認定クリンネスト