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SSトータル数で減少も 1店当たりの収益性は改善

2022年8月12日
 SSの数は構造的に減少傾向をたどっている。背景には人口減少、車離れ、燃費向上、電気への燃料転換などが指摘されている。
SSトータル数で減少も 1店当たりの収益性は改善

 資源エネルギー庁によれば、全国のSSは1994年度末の6万421をピークに減り続け、昨年度末には2万8475と半分以下に。県石油商業組合の調べでも、県内のSSは94年度末の913をピークに昨年度末は423と一貫して減少傾向にある。
 ただ業界筋によれば、廃業しているのは経営者の高齢化や後継者不足に悩む中小・零細のSSが中心で、従来の過当競争が回避されている結果、1SS当たりの販売量は増加し、収益性も改善されているという。
 こうした残存者利益の享受を狙い、SS減少が進む県内でも最大手の遠藤商事(山形市)が昨年12月に寒河江市で新店を開業したほか、野口鉱油も9月開業を目指し山形市の県立中央病院北側で新店の建設工事を進めている。