コツを知ったら毎日楽しい 家事ラク講座《11》お風呂の掃除(上)
2022年7月8日
今回からは以前の読者アンケートで苦手な家事の上位だった「お風呂掃除」についてのお話です。特に今年はジメジメした日が続きカビが大量発生したという家庭も多いはず。初回は毎日の習慣でお風呂のカビを防ぐコツをご紹介!

★ ★
以前にもお話ししたように、カビは下の3つの条件がそろった環境で発生します。逆に言えば、3つのうち1つでも揃わなければカビは発生しないということに。そこで入浴前と入浴後、次の4つを習慣にしてみましょう。●入浴前にシャワー
入浴前には浴槽や壁、床に水のシャワーをかけること。乾いた状態の材質には石鹸カスや皮脂などの汚れがこびりつきやすく、カビの栄養に。濡れた状態なら、これらの汚れは入浴後の熱湯シャワーだけで流しやすくなります。
●お湯を抜く
入浴後も浴槽に残り湯があると、浴室内の湿度、温度がなかなか下がりません。やむを得ず溜めておく場合は、必ずふたをかぶせましょう。
●換気扇を回す
換気扇を使う時のポイントは窓もドアもしっかり閉め、なるべく時間をかけること。
換気扇は通常、お風呂のドアの下にある「ガラリ(換気口)」から空気を取り込み、浴室内の空気を循環させて外に排出させます。窓を開けて余計な気流を作ってしまうと効率的な換気ができなくなります。
●熱湯シャワー&冷水シャワー
黒カビの多くは高温に弱く、50度前後で死滅します。そこで入浴後、シャワーの温度を60度に設定し、浴槽や壁、床に浴びせます。
特に、髪や身体を洗う際に汚れが飛び散りやすい高さまでを重点的に、1カ所につき5秒が目安。熱湯がカビの栄養となる石鹸カスや皮脂も除去してくれます。
そして最後に水のシャワーを。浴室内の温度を下げ、蒸気を抑えます。

●きらめくお部屋をご提案するキラリスト BIBI(ビビ)
☆日本家事代行協会認定アドバイザー
☆ハウスキーピング協会認定クリンネスト
☆日本家事代行協会認定アドバイザー
☆ハウスキーピング協会認定クリンネスト