女性の美と健康/性教育指導セミナー
山形で2年越しの開催
性教育指導セミナーは毎年、日本産婦人科医会が全国で主催している重要なイベントで、山形で開催されるのは今回が初めて。本来は2020年に開かれる予定がコロナ禍で延期を余儀なくされ、2年越しに実現の運びとなりました。
ただコロナ情勢の先行きが不透明なだけに、セミナーは基本的にはオンデマンドで行われます。

多岐に渡る講演
今回のテーマは「〝つながる力〟を高める性教育」です。
具体的には、基調講演「コロナ禍の経験を踏まえたポストコロナの性教育へ向けて」、特別講演「自立とは依存先を増やすこと」「若年女性を取り巻く現状~コロナ禍で孤独深める女性たち~」が続きます。
また教育講演として「LGBTQ+を起点とした性教育~出張授業を通して見えてきたこと~」「スポーツ環境や学校で起こるハラスメントとその対策」「性被害の訴えに応えられる社会へ」などを予定しています。
誰でも参加できます
医療従事者や教育現場に関わる人に限らず、性教育に関心のある方なら誰でも参加でき、オンデマンド配信は期間中はお好きな時間に視聴することができます。
参加費は6月中の申し込みなら2000円、7月以降なら3000円。希望者は県産婦人科医会のHPをご覧ください。
ライブ配信も
7月17日(日)は山形テルサを会場に有観客のライブ配信も行います。定員は250人です。


セントラルクリニック院長
村山 一彦
●(むらやま・かずひこ)山形市生まれ。埼玉医科大学を卒業後、同大病院、篠田総合病院を経て2004年に産婦人科を中心とするセントラルクリニックを開院。社会福祉法人・慈風会の理事長として特別養護老人ホーム「なごみの里」、認可保育所「はらっぱ保育園」も手がける。