山形パナソニック 社長 清野 伸昭 氏
安全・安心・快適を提供
暮らしの向上に貢献したい
――5年前に差し上げた名刺と変わっちゃって…。
「私の名刺も10月1日から変わりました(笑)」
「ナショナル」に愛着も
――社名からナショナルが消えるの、何年ぶりですか?
「亡父(注・源太郎氏)が松下電器産業の創業者である故・松下幸之助氏に惚れ込み、山形ナショナル電器販売を創業したのが1952年(昭和27年)。82年に社名変更した時もナショナルは外さなかったから、56年ぶりになりますか」
「やはり一抹の寂しさはありますが、松下電器が冷蔵庫や洗濯機など白物家電で定着しているナショナルブランドを廃止し、AV製品などで使ってきたパナソニックに統一するのは住宅に入る製品をまとめて提供しようという狙いからです」
「当社のような系列販社にとっては消費者に訴求しやすくなったわけで、大きなチャンスともとらえています」
――「家丸ごとパナソニック」ってやつですね。
「家丸ごと」を提案
「そうです。ただ10月1日に松下電器から社名変更したパナソニック電器は旧松下電工で扱う照明器具や建材なども一手に供給する計画ですが、当社は以前から旧松下電工の製品も扱っている。『家丸ごと』は実践済みなわけです」
「社名変更をきっかけに、これまで以上に安心・安全・快適な生活空間を提供し、地域の皆様の暮らしに貢献したいと肝に銘じています」
――そういえば県産業賞も受賞されましたね。
県産業賞も受賞
「名誉な賞をいただいて身に余る光栄だと思ってます。長年お世話になった電機業界はじめ関係諸団体、地域の皆様や社員に感謝したい」
「もっとも、私なんかでいいのかなっていうのが正直な感想。法人会とか中小企業団体中央会とか、商工会議所とかの活動はしてるけど、諸先輩方もいるし(苦笑)」
周囲の期待を背負う
――これからの山形の経済界を背負っていくのは清野さんだろうって、ボクも含めてみんな思ってますよ。
「おだてないでよ、まだまだ修行中なんだから(苦笑)」
――さっき気がついたんですけど、しゃべってる時の清野さん、小泉元総理と似てるなあ。
「初めて言われた。同じ昭和17年生まれだけど、髪が違うじゃない」
――でも表情も、声も、しゃべり方も。あと身振り手振りも。
「じゃあカツラ被ってみますか。ニュースペーパーみたいに(笑)」
