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山形の誇り/さあ東北ダービーへ

2018年11月23日
 17日のホーム最終戦は対戦相手の大分が優勝もしくはJ1昇格を決めるかもしれない一戦になりました。1999年11月21日、山形が土壇場で同点に追いついて大分のJ1昇格を阻んだ伝説の試合「秋天の陽炎」を彷彿させました。
山形の誇り/さあ東北ダービーへ

 試合は前半に先制され、引かれた相手を攻めあぐねる展開でしたが、試合終了間際、途中交代のMFアルヴァロ・ロドリゲスがミドルシュートを決め、土壇場で同点に追いつきました。
 ここまでは「秋天」と同じですが、この試合の結果、2位をキープした大分は昇格を決め、モンテは史上初めてホームで相手の胴上げを許してしまいました(涙)。
 ただこの日、首位の松本と3位の町田が引き分けているため、アルヴァロのゴールがなければ大分が優勝し、ホームで優勝セレモニーまで許してしまうところでした。

 結局、モンテは14勝14分け14敗の12位でシーズンを終えました。
 今季リーグ戦を振り返ると、あまり明るい話題をお伝えできなかったのが残念です。でもモンテにはまだ天皇杯が残っています!まずは準決勝の仙台戦「東北ダービー」に勝利するためにスタジアムに行って応援しましょう!そして天皇杯優勝カップを山形に持って来ましょう!

 試合終了後、契約満了となったMF松岡亮輔の挨拶がありました。松岡はモンテに5年在籍、伝統の背番号7を背負って14年のJ1昇格、天皇杯準優勝に貢献してくれました。
 明るい性格はかつてのモンテにはなかったキャラクターで、試合が終わっても最後まで残り、気軽に握手やサインに応じるなどサポーターを大事にしてくれた選手でした。残念なのは功労者の松岡をモンテで引退させてあげられなかったことです。
 その松岡は、14年の天皇杯決勝戦の試合前に流れた「君が代」に身震いがしたと言います。もう一度決勝の舞台に行き、今度こそ〝てっぺん〟をとりましょう。そして松岡に優勝カップを掲げさせて有終の美を飾らせてあげましょう。


山形の誇り/さあ東北ダービーへ
藤倉 晶(ふじくら・あきら)

1975年南陽市生まれ。96年からモンテ応援団体「クラージュ」に参加、応援リーダーや会長を務める。現在はゴール裏応援団体連合「ULTORAS ACMY」代表。