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長井タウンセンター、近く解体/ウエルシア、市民直売所が出店へ

2018年11月23日
 食品スーパーのヨークベニマル(福島県郡山市)が撤退して空きビルになっている長井市本町の長井タウンセンターが近く解体され、跡地にドラッグストア全国最大手のウエルシア(東京)と、市民直売所「おらんだ市場 菜なポート」が出店することが分かった。6月に同市初出店を果たしたばかりのウエルシアにとっては市内2号店、菜なポートは同市東町にある既存店を閉鎖しての移設になる見通しで、ともに来年夏のオープンを目指している。
長井タウンセンター、近く解体/ウエルシア、市民直売所が出店へ

 5800平方メートルの敷地に立地する1部3階建て・述べ床面積1万2000平方メートルのタウンセンターは1988年の竣工。同年からキーテナントしてヨークの長井店が入居していたが、同社が郊外の長井小出店のオープンに伴い長井店を閉鎖した2016年2月以降、空きビルの状態が続いていた。
 土地と建物を所有するのは実質的に山形中央信用組合(長井市)で、当初はヨークと同形態の食品スーパーの誘致を目指したが難航。中心街空洞化を避けるため市役所機能の一部を移転する案も浮上したが、17年に市役所本庁舎がフラワー長井線・長井駅前に新築移転する方向が固まり、以後はタウンセンターを解体したうえでの跡地利用を模索していた。

長井タウンセンター、近く解体/ウエルシア、市民直売所が出店へ

ドラッグストア 長井で出店相次ぐ

 長井市で大手ドラッグストアチェーンの出店が相次いでいる。今年に入ってからだけでも6月7日のウエルシア長井緑町店に続き、11月9日には薬王堂(岩手県矢巾町)が市内2店目となる長井九野本店を開業、業界2位のツルハ(札幌市)が12月中にも市内2店目の長井中道店を開業する予定。
 各社とも医薬品に加えて食品や日用雑貨品の取り扱いを強化し、消費者の来店頻度を高めてスーパーやコンビニの利用客取り込みを狙っているが、地元商店街関係者からは「人口2万8000人の長井でドラッグストアは明らかに飽和状態」との声も聞かれる。