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女性の美と健康/恐るべき納豆パワー

2018年7月27日
 前回は野菜くずを煮込んで作るベジブロスのお話でしたが、今回は健康食の第2弾、納豆のお話です。何やら医師ではなく料理研究家のようになってきましたが…。

栄養に富む健康食品

 ご存知のように納豆は日本の伝統的な発酵食品で、栄養価に富んだ健康食品でもあります。
 具体的には細胞の成長や再生を促すビタミンB群、骨粗しょう症に有効なビタミンKとCa、新陳代謝や老化防止に役立つポリアミン、腸内環境を整える食物繊維、女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボン、肌荒れの改善に効果を発揮するレシチンなどなど。

女性の美と健康/恐るべき納豆パワー

注目のナットウキナーゼ

 そんな数ある栄養価の中でも特に注目されているのが「ナットウキナーゼ」。文字通り納豆にしかない特別な栄養素で、あのネバネバした“納豆の糸”に含まれています。ナットウキナーゼには血液をサラサラにし、脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)の原因となる血栓を予防する効果があるとされます。

いつ食べれば効果的?

 ナットウキナーゼの威力を認識していただいたうえで、納豆は朝、昼、夜のいつ食べるのが理想的なのでしょうか?

夜でしょ!

 正解は夜。というのも総計的に脳梗塞や心筋梗塞が発生しやすいのは朝方で、納豆を夜に食べ、寝ている間に血液をサラサラにして血栓を防ぐのがベストと考えられるからです。
 また今の時期は寝ている間に脱水症状が起き、血栓ができやすくなります。そんな「夏血栓」にも夜の納豆は有効です。

熱に弱いのが弱点

 ただ、ナットウキナーゼにも熱に弱いという弱点があり、70度以上になると効果はなくなるとされます。ですので納豆ピラフ、納豆オムライスなどには血液サラサラ効果は期待できません。


女性の美と健康/恐るべき納豆パワー
プロフィール

セントラルクリニック院長
村山 一彦
プロフィール
(むらやま・かずひこ)1956年山形市生まれ。埼玉医科大学を卒業後、同大、篠田総合病院を経て2004年に産婦人科を中心とするセントラルクリニックを開院。社会福祉法人・慈風会の理事長として特別養護老人ホーム「なごみの里」、認可保育所「はらっぱ保育園」も手がける。