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山形の誇り/栗山先制 汰木ダメ押し 連敗3で止める

2018年5月11日
 モンテディオは大型連休最終日の6日にホームで讃岐と対戦、2―0で勝利して連敗を3で止めました。通算成績は4勝3分け6敗で順位は18位と1つ上げました。
 また、この試合で1999年からのJリーグホームゲーム入場者数が250万人に達しました。

 讃岐には元モンテ所属のDF荒掘謙次、MF永田亮太、それに守護神だったシミケンことGK清水健太が在籍しています。シミケンは山形の女性と結婚していて、選手入場時には愛娘を抱いて登場、よきパパになっているのを見て思わずほっこりです。

山形の誇り/栗山先制 汰木ダメ押し 連敗3で止める

  おっと、そんな場合じゃなかった。この日負ければJ3降格圏、ばかりか最下位転落の可能性もある大事な試合。一部のサポーターは試合結果によってはフロントへの抗議、責任追求も辞さない構えです。スタジアムは「とにかく勝て!」の雰囲気が漂っています。

 試合は前半、どちらのチームもアグレッシブに動くもののゴールは決めきれず終わります。
 後半になるとモンテがペースを握ります。同29分、右サイドのコーナーキックをキャプテンのDF栗山直樹がヘッドで合わせて先制!スタンドが湧き上がります。
 同43分には、ペナルティエリアへサイドから切り込んだFW汰木康也がゴールと平行にドリブル、相手DFを次々とかわしてシュート!これが決まって勝負あり。
 汰木はゴールに対し斜め45度の通称「汰木ゾーン」と呼ばれる位置からのシュートを得意としてきましたが、この日は打つ角度と場所を変えて自分から汰木ゾーンを作り出しました。汰木本人、そしてサポーターたちのモヤモヤを吹き飛ばす素晴らしいゴールでした。

 しかし、勝ったといってうかうかはしていられません。J3降格圏までの勝点差はわずか5。しかも次からの2戦の相手は昨季までJ1にいた大宮、新潟です。
 ただ19位から8位までは勝点差3という超ダンゴ状態なので、一つの勝利で順位を大きく上げるチャンスでもあります。
 次からの2戦が前半のヤマ場になるでしょう。


山形の誇り/栗山先制 汰木ダメ押し 連敗3で止める
藤倉 晶(ふじくら・あきら)

1975年南陽市生まれ。96年からモンテ応援団体「クラージュ」に参加、応援リーダーや会長を務める。現在はゴール裏応援団体連合「ULTORAS ACMY」代表。