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山形の誇り/〝因縁〟の愛媛に2年越し勝利

2018年4月13日
 モンテは8日にアウェーで愛媛FCと対戦、2―0で制して5試合ぶりの勝利を飾りました。これで通算成績は2勝3分け3敗で、順位は19位から14位に上がりました。

 モンテには前愛媛所属の選手がズラリ。木山隆之監督はじめGK児玉剛、DF茂木力也、FWの阪野豊史と瀬沼優司、コーチも含めれば6人がモンテに移籍しています。昨季から愛媛サポーターは「因縁マッチ」と称してあおっています。
 対愛媛戦の通算成績は10勝7分け4敗と相性は良いのですが、昨季は1分け1敗と勝利がなく、何としても勝ちたい試合でした。

山形の誇り/〝因縁〟の愛媛に2年越し勝利

 試合は前半5分、ゴール前でパスを受けた大卒ルーキーのMF北川柊斗がサイドネットにささるシュートを決めプロ初ゴールで先制。おめでとう!その後、互いのチームが積極的に動き、あっという間に前半終了。
 後半に入ると一進一退の展開のなか、愛媛が攻撃に重心を置いた終盤40分、カウンターからFW中山仁斗が体の強さを活かしシュート、これが決まって勝負あり。

 これで愛媛から移籍してきたメンバーは古巣から初勝利、「因縁」の呪縛からも解放されたことでしょう。
 モンテも1999年に当時の石﨑信弘監督が選手数人を連れて大分に移籍したことがあり、自分たちサポーターは「大分には負けたくない」と思ったものでした。
 旧愛媛組の大半はレンタルで愛媛に在籍し、ステップアップでモンテへ移籍してくれた選手たちですが、安易なチームづくりは遺恨を残すことにもなりかねません。

 さて、愛媛の選手でプレーが光っていたのが山形市出身のMF神谷優太(20)。小学生まで山形にいて、クラブチーム「OSAフォルトナ山形」「S・F・Cジェラーレ」に在籍、その後、ヴェルディユース、青森山田、湘南ベルマーレに転じ、現在は愛媛に期限付き移籍中。
 小学生当時からずば抜けたうまさを持っていたとか。いつか山形に帰ってきて、モンテでプレーして欲しいものです。


山形の誇り/〝因縁〟の愛媛に2年越し勝利
藤倉 晶(ふじくら・あきら)

1975年南陽市生まれ。96年からモンテ応援団体「クラージュ」に参加、応援リーダーや会長を務める。現在はゴール裏応援団体連合「ULTORAS ACMY」代表。