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あなたの目 健康ですか?/(120)目をいたわる

2018年4月13日
 スマホやパソコンが手放せない現在、若いうちから老眼の症状が出る「スマホ老眼」や、眼精疲労や肩こり、頭痛などに悩む「VDT症候群」の人が増えています。
 これらの症状は結局は目の疲れが原因。つまり目を酷使するばかりでなく、目をいたわる気遣いも必要な時代なのです。
あなたの目 健康ですか?/(120)目をいたわる

調節機能解析装置とは

 そんな中、2月28日のNHKの生活情報番組「ためしてガッテン」で興味深い内容が放送されていました。テーマは自分に合ったメガネのつくり方です。
 内容を要約すると(1)日本人の9割の人が自分に合わないメガネを使っている(2)新しい測定器「調節機能解析装置」を使えば自分の本当の視力が分かる(3)自分に合ったメガネを使えば目が楽になる――というものでした。

自分の本当の視力は?

 本当に調節機能解析装置を使えば、今まで測定できなかった「自分の本当の視力」が分かるのでしょうか。できます。その仕組みをご説明しましょう。
 従来の測定器は「何メートル先の〈C〉が見えるか、見えないか」しか測定できませんでしたが、この装置は「ピントが合っている距離」と距離ごとの「目の筋肉の疲れ具合」が分かります。
 ひいては「無理してピントを合わせている状態は何メートルなのか」、逆に「楽にピントが合っているのは何メートルなのか」が測定できるというわけです。

自分に合ったメガネを

 調節機能解析装置の結果を参考にすれば、目の筋肉(毛様体筋)の負担が少なく、楽にピントが合うメガネやコンタクトが分かるわけですね。
 自分にあったメガネやコンタクトがつくれれば目は助かります。関心のある方は最寄りの眼科医に相談してみましょう。


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院長 高橋 義徳
プロフィール

(たかはし よしのり)1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。