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あなたの目 健康ですか?/(119)世界緑内障週間

2018年3月9日
 3月11日から17日までの1週間は「世界緑内障週間」です。

失明原因の第1位

 緑内障は日本人の中途失明原因の第1位という恐ろしい病気です。40歳以上の20人に1人、70歳以上の10人に1人が罹患しているとされますが、初期の段階では自覚症状が少なく、気づいた時には進行してしまっているという厄介な病気です。
 緑内障による失明を減らすためには早期発見、継続治療が重要な役割を果たしています。緑内障の早期発見のためにも、40歳を過ぎたら眼科検査も含めた健康診断を心がけましょう。

あなたの目 健康ですか?/(119)世界緑内障週間

全国でライトアップ

 世界緑内障週間は緑内障に対する関心を高めて もらい、早期発見につなげてもらおうという世界的な取り組み。日本では緑内障の“緑”にちなみ、各地のランドマーク的な施設をグリーンにライトアップする「ライトアップinグリーン運動」が展開されます。
 ライトアップされるのは虎ノ門ヒルズ、金沢城、通天閣など全国68カ所で、県内では山形市の文翔館、上山市の上山城が3月12日から17日までの17時~21時の間、グリーンに照らし出されます。

早めの検査を

 実際に眼科検診を受け、「視神経病変」「視神経乳頭陥凹拡大」などと指摘された場合は緑内障の疑いがあります。家族歴も危険因子の一つで、身内に緑内障の人がいる時は早めに検査を受けるようにしましょう。
 また近視の人が緑内障になった時は、そうでない人より進行が早いとも言われています。

文翔館、上山城に注目

 グリーンにライトアップされた文翔館、上山城をみたら緑内障という病気を思い出してください。


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院長 高橋 義徳
プロフィール

(たかはし よしのり)1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。