徹底して山形に密着したフリーペーパー

あなたの目 健康ですか?/(118)花粉症初期療法

2018年2月9日
 まだまだ寒さ厳しい今日このごろですが、そろそろ花粉症対策を考える時期になってきました。

飛散量は昨年の2倍?

 昨年は全国的に花粉の飛散量は少なく、比較的楽だった花粉症シーズンですが、日本気象協会によれば東北における今年の飛散量は昨年の2倍とか。同協会でも「飛散開始前からわずかに飛び始めるため、早めの対策が必要」と警戒を呼びかけています。

あなたの目 健康ですか?/(118)花粉症初期療法

バレンタインが目安

 早めの花粉症対策で有効なのは初期療法。初期療法のメリットは花粉飛散期の症状を軽くすることと、症状が続く期間を短くできる点です。
 具体的には花粉飛散予測日の2週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬の投与を開始します。山形の場合、初期療法の開始時期の目安はバレンタインデーの前後になります。

認知度はまだ低く

 ある調査によれば、初期療法を知っている人は63%、反対に知らない人は13%で、まだまだ認知度は低いのが現状のようです。
 知っている人の78%が実際に初期療法を実行し、そのうち80%の人が効果を実感しています。

医師に相談を

 花粉症に毎年悩まされる人はもちろん、コンタクトレンズを使っている花粉症の人にもお勧めです。なぜなら、症状を早めに抑えることでコンタクトをはずすことなくシーズンを過ごせるからです。
 マスクやうがい、洗顔、花粉症用眼鏡などによるセルフケアも大切ですが、初期療法を取り入れることでより快適に花粉症シーズンを乗り切れることが可能になりますので、早めにかかりつけの医師に相談して下さい。


あなたの目 健康ですか?/(118)花粉症初期療法
あなたの目 健康ですか?/(47)花粉症の初期療法
院長 高橋 義徳
プロフィール

(たかはし よしのり)1990年(平成2年)山形大学医学部卒業後、同大学眼科講師、ウプサラ大学留学を経て2007年10月に金井たかはし眼科を開院。日本眼科学会専門医。山形県眼科医会理事。