徹底して山形に密着したフリーペーパー

山形トヨペット 社長 鈴木 寿昭さん

2017年9月8日
鈴木 寿昭(すずき・としあき) 1949年(昭和24年)宮城県石巻市生まれ。69年に仙台トヨペット入社。一貫して営業畑を歩み、店長、車両部長、営業本部長などを経て94年取締役、2004年代表取締役専務。06年山形トヨペット専務に転じ、08年から現職。日本自動車連盟(JAF)山形支部長、日本自動車査定協会山形県支所長なども務める。68歳。
山形トヨペット 社長 鈴木 寿昭さん

昔と今でやり方は違っても
  セールスの基本は同じです

――ご出身の仙台トヨペットと山形トヨペットとの関係って?

過去2番目の売り上げ

 「ともに仙台が拠点の総合商社・カメイのグループで、いわゆる兄弟会社です。山形トヨペットの設立は1956年9月1日ですから今月が61歳の誕生日です(笑)」
 「山形県内のトヨタ系ディーラーは当社と山形トヨタ、トヨタカローラ山形、ネッツトヨタ山形の4社。それぞれによって扱う車種が一部異なり、当社を特徴づけているのはレクサスを扱う県内唯一のディーラーというところですね」
――業績も順調で。
 「5年前に『サンパルテ』と名づけた新社屋が完成し、社員のモチベーションも上がってるのかな。昨年の販売台数は約3500台で売上高は過去2番目。消費税導入前の駆け込み需要があった1997年の6000台は無理でも、今後、4000台には乗せたい」
――一貫して営業畑を歩まれてきたんですね。
 「新車販売ひと筋で」
――優秀な営業マンだったんでしょう。

モーレツ社員

 「車を売るコツですか?車の魅力を訴えるのはもちろんですが、それ以上に自分を売り込むことでしょうか。どうやったら気に入ってもらえるか、相手の胸襟(きょうきん)を開けるか、1年365日、そのことばかりを考えて」
 「だから家族にもツライ思いをさせた。子どもは男2人ですが、一緒に風呂に入ったのなんて2回ぐらいかなあ」
――企業戦士、モーレツ社員だったと。
 「でも時代が変わり、ボクがやってきたことを今の社員に押しつけてもダメ。自分を売り込むことは不変でも、今の時代に合ったスマートなやり方があるんでしょうね」
 「家庭や地域を大切にしながら仕事を向上させる方法を社員と一緒に考えています」

山形生活も11年目に

――山形での生活も11年目なんですね。
 「前の会社にいた時も山形には足を運んでましたが、実際に住んでみると雪の多さにビックリ。あと仙台の人と比較すると、山形の人は誠実で真面目、人情深い。もっとも、当社にも例外の社員はいるけどね(苦笑)」
――“ケチ”なところもないですか(苦笑)
 「ケチというより堅実なんでしょうな。山形の人はお金をコツコツ貯めて買える車を現金で買う。これが秋田の人になると真逆で…(苦笑)」

偕老同穴

 「山形は単身赴任ですが、小学校で同級生だった女房が週に4~5日は来てくれます。『お客様や会社のため仕事に専念しなさい』ということなんですかね(苦笑)」