適度な運動で生活習慣病を予防しよう!
山形県民の緊急課題
生活習慣病は医療費の3割を占め、国を挙げてその対策の必要性が叫ばれています。特に山形県においては早急な対策を講じる必要があると言えるでしょう。
その対策の大きな2本柱が食生活の改善と適度な運動習慣を持つことです。私の「なるほど!健康講座」では運動の効能についてお話しましょう。
日常生活に運動を取り入れて
一口に運動といっても様々なレベル、種類があります。「運動」=「頑張る」というイメージを持たれる方が多いのですが、健康づくりのための運動は、無理せず、楽しく体を動かすことが秘訣です。
良い食生活と同じように、良い運動習慣も継続する必要があります。運動効果は運動を止めてから数週間で消えてしまうので、一時的では意味がありません。
軽い運動でも生活習慣病の予防や治療効果があることが実証されています。日々の生活の中で、無理せず、楽しく体を動かす習慣を持ちましょう。
ウォーキングに挑戦しよう!
健康づくりの運動でおすすめなのが、「ウォーキング」です。体に負担が少なく、手軽に始められるのがポイントです。
ご夫婦やお友達と景色を楽しみながら、会話を交わしながら、といった具合に「ながら」運動なので、無理せず、楽しく行えます。時間も欲張らずに10分程度から始めるのが良いでしょう。
ウォーキングといっても、最初から気負ってしまうと長続きしません。生活の中でなるべく歩くように心がけるだけでも良いでしょう。
歩くことでも、続けていると体に変化が起きてきます。遠く感じた距離が短く感じ、足の運びも軽やかになる。歩くことが億劫(おっくう)でなくなる。効果を実感すると楽しみに変わってくるものです。
まずは歩き出しましょう。(次回は、ウォーキングについてもう少し詳しくお話します)
1965年(昭和40年)、神奈川県横浜市生まれ。91年山形大学医学部卒業後、横浜市立大学付属浦舟病院へ。横浜市立大学救急センター、横浜船員保険病院や鶴見総合病院、横浜市立港湾病院、横浜市スポーツ医科学センターなどを経て、2001年〜02年にドイツ・ベルリンへ留学。帰国後、03年に湘南鎌倉総合病院整形外科医長、04年から山形徳州会病院整形外科部長。日本整形外科学会専門医、日本体育協会公認スポーツドクター、モンテディオ山形チームドクターなども務める。41歳。


