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続・レトロやまがた再発見/(44)九里学園高校(米沢市)

2013年6月14日
 米沢城跡公園を東に少し歩くと、間もなく十字路の東南角に瀟洒な外観の建物が見えてきます。
続・レトロやまがた再発見/(44)九里学園高校(米沢市)

 これは明治34年(1901年)に開校した九里裁縫女学校の旧校舎。戦後に米沢女子高等学校となり、平成11年、男女共学の九里学園高等学校になりました。この建物は現在、九里学園高校の校舎の一部として使われています。

 正面玄関を中心とした左右の部分は昭和10年建造の木造校舎で、優れたデザイン性などが高く評価され平成9年に国の登録有形文化財に指定されました。
 この建物は美しい外観だけでなく、内部にも目をみはる意匠が随所に施されていることも特筆に値します。敷地内に入らずとも、近くを散策などしがてら外観をながめるだけでも古き良き昭和レトロの雰囲気に浸ることができます。

続・レトロやまがた再発見/(44)九里学園高校(米沢市)

 城跡公園や伝国の杜などで米沢藩の時代に思いを馳せたあと、この校舎を訪れて米沢の近代文化に触れてみてはいかがでしょうか。
※校舎内の見学は事前に学校の許可を得てください。

山形歴史たてもの研究会
小林 和彦