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続・レトロやまがた再発見/(43) ウコギ生垣の芳泉町の街並み(米沢市)

2013年5月10日
 米沢市といえば「上杉の城下町」。米沢城跡とその周辺はもちろん、郊外に足を伸ばせば「天地人」で知られる直江兼続が町割(まちわり)したとされる中下級武士たちの集落が今も残る街路があります。
続・レトロやまがた再発見/(43) ウコギ生垣の芳泉町の街並み(米沢市)

 むろん、今では茅葺き屋根の家は少なくなりましたが、それでも母屋の躯体はそのままに若干のリフォームを加えただけの家もそこここに。住宅街の両側には日本の原風景を思わせる農地と樹林が広がり、最上川上流松川のせせらぎもかすかに聞こえてきます。

 この街並みの最大の特色とも言えるウコギの生垣は今でも数多く見ることができます。最近は「山形県民は生垣を食べる」などとテレビで放映されて有名になりましたが、実際、こ

続・レトロやまがた再発見/(43) ウコギ生垣の芳泉町の街並み(米沢市)

の地区を含め置賜地方では生垣のウコギを日常的に家庭料理として食べています。

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山形歴史たてもの研究会
小林 和彦