徹底して山形に密着したフリーペーパー

マツキ、グループ化加速/自動車教習所 コスト削減狙う

 長井自動車学校(長井市)を核に県内で8自動車教習所を運営するマツキ(長井市、松木紀昌社長)は4月21日付けで「さくらんぼドライビングスクール(村山市)」の経営権を取得した。マツキは昨年4月にも「山形第一自動車学校(山形市)」を取得するなどグループ化を加速しており、規模拡大でコスト削減につなげる戦略とみられる。
マツキ、グループ化加速/自動車教習所 コスト削減狙う
 少子化の影響で新規免許取得数は減少しており、全国の自動車教習所は少ないパイを奪い合う状態。いち早く合宿制度を取り入れた県内教習所の生徒数は微増傾向にあるが、サービス競争の激化や燃料費の高騰で各教習所の採算は圧迫されているという。
 こうした状況下で、経営悪化や後継者難を理由に事業継続を断念した教習所を次々に買収しているのがマツキ。同社が最初の教習所である長井自動車学校を開設したのは1963年と県内では後発組だが、県内や福島県、新潟県の教習所を次々に買収、現在はマツキ山形クレーン学校を含む11校からなるマツキグループを形成している。
 特にここ2〜3年の買収ペースは急ピッチで、2005年に白鷹自動車学校(白鷹町)、06年には松岬自動車学校(米沢市)と太陽自動車学校(山形市)、07年には山形第一自動車学校を取得している。