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続・レトロやまがた再発見/(27)金山町のカネカ

2011年12月23日
 早くから「街並みづくり100年運動」を推進してきた金山町。新旧を問わず重厚な建物が居並ぶなか、写真の「カネカ」は訪れる人たちがつい足を止めて見入ってしまうほどの存在感を醸し出しています。
続・レトロやまがた再発見/(27)金山町のカネカ

 カネカはもとは林業で栄え、呉服商にも進出しました。現在も洋服や地元の金山杉を利用した住宅設計を手がけています。
 カネカですが、店舗にありがちな華やかさを控えながらも暖簾や木製の看板などに商家らしさを表し、特に屋根下の木組みの壁面の美しさには目を奪われます。金山町の中心街は明治中期に大火がありましたから、この建物もそれ以降の建造です。
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 場所はやまコミ9月9日号でも紹介した「旧郵便局舎」のほぼ真向い。和と洋の建物が互いの個性を競い合い、街路の正面には金山杉でおおわれたピラミッド状の山が望めます。この地を訪ねれば、まるでおとぎ話の世界を逍遥している気分になります。

続・レトロやまがた再発見/(27)金山町のカネカ

※金山町の街並みについては歴史たてもの研究会のホームページでもご覧いただけます。[6月と10月の活動報告]   

ホームページ  http://www.retorokan.org/

山形歴史たてもの研究会 小林 和彦 さん