ヤマザワ社長、山形商工会議所会頭 山澤 進 氏
元気のある山形をつくりたい
――業績が好調ですね。
「おかげさまで2006年3月期はヤマザワ単体、グループ全体とも売上高と経常利益が過去最高を記録しました。単価の下落などにより多くの食品スーパーの売上高が低迷する中で、5%近い成長を達成したのは健闘といえるでしょう」
「食品スーパーの基本は消費者の目線に立つこと。この観点から品ぞろえ、おいしさの追求、安全・安心などには特に力を入れています。月ごとに重点商品を特価で提供する生活応援セールなどもお客様に好評です」
新規出店、年5が目標
――今後の出店計画は。
「今期は9月に寒河江市、来年1月に仙台市に新しい店をオープンさせる予定です。年間5店のペースで出店するのが目標で、単体で776億円の売上高を早期に1000億円台に乗せたいと考えています」
後継者を育成
――後継者問題はいかがですか。
「組織強化のため、三井物産にいた長男(昇氏)が6月の株主総会および取締役会の承認を得て経営に参画しています。山形県の政財界では若返りが進んでおり、当社も例外ではないと思っています。ただ将来、私が第一線を退くことになっても経営には口出ししますがね(笑)」
中心街活性化が課題
――商議所会頭として今後の課題をお聞かせ下さい。
「元気のある山形をつくるのが最大の課題です。特に中心市街地の活性化をどう図るかは大きなテーマで、ダイエーが撤退した後の山交ビルにヤマザワが出店したのも、駅前通りの空洞化に歯止めをかけなければという思いからでした」
「ただ山交ビルに関しては駐車場が離れていて顧客利便性に欠けるというネックがあり、今後はドア・ツー・ドアで気軽に買い物ができるような建物にしていく工夫が必要でしょう」
「山形商議所は来年1月に創立110周年を迎えます。老朽化した現在の建物は建て替えの必要に迫られており、節目に当たる年の事業として取り組んでいく方針です。すでに特別委員会で具体的な計画づくりに着手しており、市などと協力しながら魅力的な施設を建設していくつもりです」
