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東根市長 土田 正剛 氏

2008年12月26日
土田 正剛(つちだ・せいごう) 1943年(昭和18年)東根市生まれ。山形東高から慶大法卒後、69年から故松沢雄蔵衆議院議員の秘書に。79年に山形県議会議員初当選(連続4回当選)。この間、文教公安常任委員長、総務常任委員長、建設常任委員長、議会運営委員長などを歴任。98年から現職。65歳。
東根市長 土田 正剛 氏

時代を展望し
   実行するのが政治信条

——日本経済新聞社主催の「第3回にっけい子育て支援大賞」で、東根市が全国の自治体の中から大賞に輝きました!

「子育て支援大賞」受賞

 「評価されたのは3年前につくった『さくらんぼタントクルセンター』。東北最大級の屋内遊戯施設『けやきホール』を核に保育所や休日診療所なども入っていて、ワンストップでほとんどの子育てサービスが受けられるのが特徴です」
 「センターの運営はNPO法人(特定非営利活動法人)に委託し、浮いた経費で未就学児の医療費無料化や小学生の入院費無料化などのソフト事業も始めました。おかげで『子育てするなら東根市』と評判になり、県内市町村で東根市の人口だけが増えています」
 
県政の“台風の目”?

——初めてお目にかかりますけど、ボクの中では土田市長って「手練(てだれ)の政治家!」っていうイメージで、県内政局の節目に必ず名前が出ますよね。

 「モットーは市民との対話。地区ごとに毎年、座談会やってんのよ。ここで市民の声をくみあげ、時代を展望しながら実行する。県議時代に会社も経営してたから民間の感覚もあるんだ。行財政改革なんて市長就任当初からやってる」
 「40代のころは国政を目指してて、途中まで路線に乗ってたんだけど、49歳で知事選に出て負けてから歯車が狂っちゃった(苦笑)」
 「それでも血が騒ぐんだろうな、去年の参院選では自民党から出馬する寸前までいった。結局、女性候補に譲ったが、自民党には考えられない逆風で、いま思うと出なくて良かった。運が強いのかな(苦笑)」
 
天童市長選に出馬話も

 「(21日投開票の)天童市長選にも声がかかって、その気になりかけたんだ」

——エ〜!? 東根市長の職はどうするつもりだったんですか?

 「いったんは辞する。私は天童との合併推進論者だから、天童市長になって東根との話をまとめる。東根に対してはマッカーサーの『アイシャルリターン』みたいな心境だったのよ」

——カッコいいですけど、仮に東根と天童が合併したら市の名称ってどうするんですか?

 「それは第三の名前さ。さくらんぼ市とか」

——寒河江あたりからイチャモンがつきそうですけどね(苦笑)
 
※この後、インタビューは延々と続く。
 
「馬上少年過ぐ」

——土田さん、やっぱり東根市長なんかじゃなくて国政を目指して欲しいな。

 「はや65歳、もう年だ」

——なんだか晩年の伊達政宗が詠んだ詩みたいだなあ。